自社農園で栽培・自社焙煎

苗からの栽培、収穫と加工・焙煎。すべて沖縄・自社で行う挑戦がついに実を結びました。

現在、私たちが取り扱うものも含め、 流通するコーヒー豆のほとんどは 中南米やアフリカなど海外の産地からのものです。質の高い豆を供給 する原産国の農園では、現地気候に 合わせた農法や、種の良さを損なわ ない初期加工法などたいへんな努力をされています。私たちもコーヒーに携わるもの として、この沖縄で、苗から、気候にあった方法で育て、収穫したものを、⻑年培ってきた製品化の技術を用いて、お届けするべく挑戦してきました。構想から約8年、2018年にようやくその100%沖縄産の完全自社コーヒー豆が誕生しました。

沖縄の地で安定的に質の高い豆を栽培、収穫できないか?

焙煎士の道を追求し、日々、世界中から集まってくるコーヒー豆と向かいあううち、「苗からの栽培」、「完全に自社で製品化」を、この沖縄の地でやりたいという思いは私たちとっては自然のことでした。

先人たちの残した土地を生かし、無理やりに農地として作り変えるのではなく、台風など沖縄の気候、作物自身との対話を通して、「沖縄だからこそのコーヒー」を、なるべく多くのかたに楽しんでいただける量、製品化できないかに取り組んでまいりました。写真は、数年前に、雑誌のコーヒー特集にて取材いただいた頃の農園。このころはまだ、苗も小さく、数年先には、沖縄産コーヒーの品質とブランドが世の中に認められているかもしれない、という期待を込めてご紹介をいただいておりました。

日本一コーヒーベルトに近い沖縄
産地で初期加工から焙煎まで、究極にフレッシュなコーヒーづくり

「コーヒーベルト(赤道付近、北回帰線と南回帰線との間の地域)」、学校では「地理」の時間に耳にした方も多いかもしれません。世界中の様々な産地が壮大なスケールで横並ぶこのエリアに近い土地という利点を生かし、私たちもこの地、沖縄で、栽培→収穫→加工→焙煎、そして提供という一連の営みを実践し、よりコーヒーへの関わりを深めたいと考えました。すべての工程での、わずかな違いが、ひとつずつ最終的な「味」へと影響を与えるコーヒーの製品化。そのすべてを自社で行うということは、あらためて私たちに大きな学びを与えてくれました。コーヒーが、私たちが新たな沖縄の産品として注目していただけるように、これからも土地と語らい続けます。

大規模なビジネスコーヒーとは違う
「沖縄」を詰め込んだコーヒーを

創業から30年培ったコーヒーの焙煎技術、そして長年たくさんのコーヒーを見て得てきた「美味しいコーヒーを育てる」ための栽培・加工技術とで、他のどこでもない、「沖縄セラードコーヒー」らしい味作りを追求してまいります。今までも「沖縄セラードコーヒー」の豆の味を愛してくださっている皆様が、楽しんでくださる、面白がってくださるような味をお届けできるかと思います。

祖父の残した農園で、父と息子が育て焙煎まで。
親子三代で叶えた夢。

農園は創業者で焙煎士の父が、先代から受け継いだ土地。様々な歴史を経た沖縄の土地を大事に生かし、これからの時代へと繋いでいくために、大地から授かる作物を、自分たちの手で産品にまで仕上げていくということは何にも替えがたい喜びを感じます。「沖縄で生まれたコーヒー豆は美味しい」と次世代によく知られている未来を思い描きながら、この事業を丁寧に育ててまいりたいと思います。

100%沖縄 自社農園栽培豆
「AGARIBARU」は
期間・数量限定販売です。

「AGARIBARU」は一年に一度、
期間限定にて、自社店舗
「Beans Store」で販売いたします。
2018年の解禁日は
「4月上旬」を予定しています。

詳しくは Beans Store HP にて
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